技術・設備

技術紹介


福地金属は「冷間鍛造加工・プレス加工・金型設計製作」を行っております
創業昭和36年から、プレス加工を初め家電部品などを手掛けていた
昭和40年に自転車のベアリング製造で当時はまだ珍しい冷間鍛造技術に出会い
以来、現在まで50年以上の間、冷間鍛造の技術やノウハウを培ってきた
近年、冷間鍛造の精度はより精密に要求され、形状は複雑な形状になってきている
弊社の「冷間鍛造加工×プレス加工」でニーズに答えれるよう精密鍛造の対応を強めている


鍛造加工とは

物体に対して一定の力を加えると、物体は変形します。
物体は変形した状態のままになります。このような変形を永久変形、塑性変形と呼ばれます。
塑性変形は金型を用いて行う加工方法で「鍛造」と呼びます。


鍛造加工は鍛造の温度によって分かれます。
鍛造温度が1000~1250℃は「熱間鍛造」
300~900℃までは「温間鍛造」また常温での鍛造加工は「冷間鍛造」と言います。

冷間鍛造とは

熱間鍛造、温間鍛造と比べ、
精度の高い加工が可能だが、常温で加工するので高い鍛造圧力が必要です。
大きなワークは成型圧力が大きくなるので、冷間鍛造は比較的小さなワークが適しています。

冷間鍛造部品は鍛造の中でも寸法精度が高い特徴があります。
また表面状態も良好で切削仕上が不要な場合もあり、鍛造加工の間に
焼きなましや潤滑処理を行うことでワークの大きい形状や高強度な材料を精密に鍛造することが可能です。

試作・開発 冷間鍛造、プレス加工 小ロット、短納期
新製品の試作、開発は各部署のリーダや社長が一丸となって試作を行っております。
50年以上蓄積されてたデータや経験が、量産時の不具合、生産スピード等を考えながら改善、改良を繰り返しスムーズな量産体制また自動化を作り上げます。
最大出力630tのプレスではφ60~φ80程度の大きな鍛造加工も可能です。
従来にはない、スライド速度を制御できるサーボプレスを導入し、より精密な加工ができるようになりました。ロングプレスの導入により長物の鍛造加工も可能になりました。
一部の金型を社内で製作しています。
金型の製作を短納期で行うため、サンプル制作の為の予備金型、いろいろな形状の在庫を保持している金型以外にも多くの備品などがあり、汎用性を持たせることで多数のプレスで生産が可能になり小ロットでも対応できる体制を整えている。

技術 材質 業種
・冷間鍛造
・プレス加工
・金型設計製作
・鉄(SS,SC,SCM材等)
・アルミ
・銅、真鍮
・ステンレス(SUS)
・自動車部品
・建機、農機部品
・建築部品
・産業用部品 ・その他


設備紹介


鍛造プレス

AIDA 630t 2台
AIDA 400t 1台
KOMATSU 300t 1台
AIDA 250t 3台
KOMATSU 250t 1台(ロング)
KOMATSU 160t 2台

板金プレス

KOMATSU 200t 1台
(サーボプレス)
AMADA 150t 1台
AIDA    80t 1台
AMADA 60t 1台
AMADA 45t 1台

※その他プレス

その他加工設備

マシニングセンター 1台 OKUMA
タッピングセンター 1台
汎用旋盤  2台
ワイヤーカット 1台
平面研削盤  2台
帯鋸盤
ボール盤
自動両端自動機 2台

切断機(プレス)

森鉄工 75t   1台
森鉄工 150t 1台

検査設備

三次元測定機
コントレーサー
投影機
面粗度計
ロックウェル硬度計


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